マイナスにも働く単純接触効果

単純接触効果(ザイオンス効果)
単純接触効果はポジティブな印象が強いイメージですが、原理を理解できると、ネガティブすなわち、マイナスの効果になることも多々あります。
この記事では、単純接触効果がマイナスな影響を与える時がどんなときか、そして、どう対応すればマイナスの影響を食い止めることができるのかを解説していきます。

マイナスに働く単純接触効果の代表例 一緒にいて苦痛を感じる上司との単純接触効果

みなさんも経験あるのではないでしょうか?
自分の上司とそりが合わず、好きになろうと頑張っても、嫌な部分ばかりが目についたり、余計に嫌いになっていくこと。
この現象は、嫌だなと感じた期間が長いほど発生する可能性が高い傾向にあります。
今回は上司で例えましたが、先生や後輩、友達にも当てはまる人がいた経験は誰にでもあると思います。

なぜマイナスな影響が生まれるのか?

単純接触効果は、接触回数が多いほど、好印象になる原理です。
これには、前提条件があり、ネガティブな印象しかないものは、単純接触効果によるポジティブな効果は生まれづらいということです。
わかりやすい例でいうと、
性格もルックスも好みではなく、さらに、生理的に受け付けないような人が積極的にアプローチかけてくるパターンです。
このパターンの場合は、そもそもネガティブな印象を持たれてるため、会う回数が増えるにつれて、ネガティブな印象が蓄積していきます。
嫌だな、嫌だな、という思いが蓄積して、本気で嫌いになった経験が誰にでもあると思います。
このネガティブな印象の蓄積がこそが、単純接触効果のマイナスの作用となります。

第一印象が悪くても、好印象になるパターン

ただし、最初の第一印象が悪くても、その人を観察していく上で、新しい発見を経て、どんどん好印象になっていくパターンもあります。
この場合は、第一印象は悪かったけれども、悪い印象だけではなく、ポジティブな側面が少なからず存在していた可能性が高いです。
ポジティブな側面があれば、人間は論理的な人間のため、『なぜ自分はこの人に対して、ポジティブな印象を抱いてしまうのか』の答えを見つけようとするため、
そこから観察していく上で、今まで見えてこなかった一面が垣間見えることで、より好意を持つようになります。この段階になると、単純接触効果がポジティブに働きます。

まとめ

私たちの日常生活の中にも、無意識で体験しているものとして非常に多いのがこの単純接触効果ですが、条件によっては、この単純接触効果が逆効果にもなり得てしまいます。
人間関係もそうですが、相手が嫌な気持ちをしている状況など、相手の気持ちを理解できない状態で、不用意に話しかけたり、連絡したり、時には顔を合わせることでさえも、
ネガティブに働いてしまうのです。
まずは相手がどう思っているのか。
言うのは簡単ですが、いざ実践すると難しいのが、この単純接触効果でした。
ただ、使い方や原理・原則を理解できると、応用することは非常に簡単な心理現象のため、ぜひマーケティングや職場、恋愛などに活用してみてください。

単純接触効果に関連する記事はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました