【30】優れたリーダーの力を最大限発揮させるには|影響力の武器(実践編)

DNA の二重らせん構造の発見者、ジェームズワトソンがインタビューで述べたところでは、
『当時この問題に取り組んでいた科学者で最も優勝だったのは取ってパリ在住のイギリス人、ロザリンド・フランクリンだった。ロザリンドはあまりに優秀だったので、滅多に人にアドバイスを求めなかった。 一番賢いということは、厄介なことなんだ。』

ある組織のリーダーが、例えば、見込み客に対する強力な売り込み方法とか、 PTAの資金を効果的に集める活動など、何らかの課題や問題に取り組むとします。
そうした場合、たとえグループの中でリーダーが最も情報に通じ経験豊富で技術で長けていたとしても、目標達成のためには必ず他のメンバーと協力するべきです。そうしないことは無謀といっても過言でない。

行動科学者のパトリック・ラフリンらは、グループ内で協力し合いながら問題解決を行った場合の取り組みと結果は、平均的なメンバーが一人で行った場合を上回るだけでなく、グループで最も問題解決能力の高い人が一人で行った場合よりも優れていることを明らかにしています。
しかし、リーダーの経験や技術等店景色が素晴らしいと通ってグループの中で自分が一番うまく問題を解決できると考えてしまって、他のメンバーの意見を聞かないことが私たちの生活でよくあることなのではないでしょうか。

優秀なリーダーが一人で求めた解決策が、それほど熟練していないメンバーが協力して得た解決策よりを取る理由は以下の内容が挙げられます。

①リーダーただ一人による意思決定では、リーダー自身を含む複数のメンバーからなるグループが持つ知識や考え方の幅の広さには対抗できない
②他のメンバーからの示唆があれば思考プロセスは刺激されますが、一人では限界がある(他のメンバーの一言が刺激となってあるアイデアがひらめいた、みたいなこと)
③最後は、シンプルに、同時処理能力。問題解決に至るまでに調べなければならないことを一人でやるより、複数人で実施したほうが単純にスピードが上がるということ

だからこそ、リーダーが実施すべき内容としては、意思決定はリーダー自身が行い、問題解決のプロセスで各メンバーの意見が最も重要だとメンバーに伝えることであり、それを伝えて、毎回の意思決定は、各メンバーからの意見を参考に行っていることを理解させること。

お互いに”協力しよう”という気持ちに溢れたチームを作り上げことが非常に重要です。

私もそうですが、
自分一人でプレゼン資料を作成したり、組織をどう作り上げるか、プロセスから意思決定まで自分だけで完結してしまうことが多々あります。
今回の記事を書いていて、一番大事だとおもったことは、「自分一人でやったほうが完成度が高い」と、思いこんでしまうところに大きな落とし穴があるということです。
一度この認知バイアスにかかると、”自分が正しい”という見解から抜け出せなくなるということです。

自分の経験から認知バイアスがより強くなり、一度頭の中で思い描いたイメージがあれば、より一貫性の法則が増して
より認知バイアスが抜け出せなくなるという原理です。

常にどうしたら最高のパフォーマンスになるのか?

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